ジュニア(キッズ)選手の保護者向け図書紹介
イチローのように、そして中田英寿のように世界で活躍できるアスリートにしたい。
そんな願いを持っている親御さん・指導者は多いのではないでしょうか。
そんな夢を抱いている親御さん・指導者に、ぜひ読んでいただきたい図書を紹介します。

■「個性を引き出すスポーツトレーニング」 立花龍司著 岩波アクティブ新書
 この著書は、立花龍司氏ご本人の苦い?野球体験を基に、ご子息を指導(教育)する上での留意点や、メジャーリーグ(1997ニューヨークメッツ)でのコンディショニングコーチ時代に感じた日本と米国の「環境の違い」をひも解き、日本におけるバーンアウトシンドローム(燃え尽き症候群)を警鐘するとともに、その解決策を提示しています。 特に、3章「指導者の責任、親の役割」は必読!

 プロローグ(本文より掲載)
 「うちの子どもを、どうしてもプロ野球選手にしたい」
 「サッカー選手にしたい」
 イチローのように、そして中田英寿のように世界で活躍できるアスリートにしたい。 そんな願いを持っている親御さんは多いのではないでしょうか。 また「ぜひ自分の手で一流選手を育てたい」と熱意を持って子どもたちと接している指導者のかたも大勢いらっしゃるのではないかと思います。 そんな夢を抱いている親御さん、指導者の皆さんに、ぜひ知っていてほしいことがあります。ステージママになることは簡単です。しかし大人が強制するだけで、そこに子どもの意思を尊重する気持ちや、正しい指導法がなければ才能は開花しません。それどころか、意思を無視したまま突き進めば、大切な子どもたちを"バーンアウトシンドローム"(燃え尽き症候群)へと追い込んでしまう危険もはらんでいます。
(中 略)
 過度の期待は子どもの成長のじゃまをし、ときには才能を殺してしまうこともあります。子どもの成長にいちばん必要なのは「楽しくて楽しくて仕方ない」と言う気持ちです。精神面でも、体力面でも、子どもの"意思"が成長に大きく作用します。練習やトレーニング、故障を防ぐためのエクササイズは、あくまで彼らの成長のサポート役なのです。そして「楽しくて仕方ない」という雰囲気作りをするのが指導者や親の務めだとわたしは考えます。
 以降、本書にて。
  
■コーチングクリニック3月号「特集記事」
スポーツ指導と心
 [Part 3]保護者とのよい関係を築こう・スポーツ指導者のための保護者に対するメンタルトレーニング
   高妻容一(東海大学体育学部助教授)
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