| 2003淡路島国際トライアスロン大会レポート | |
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平成15年9月16日 チームテイケイ 監督 八尾 彰一 |
第2回淡路国際トライアスロン大会(兵庫国体トライアスロン競技テスト大会) 日本選手権近畿ブロック予選大会 はじめに、悲しい報告をしなければなりません。 競技終了後の閉会式で酒井審判長から悲しい報告がありました。 スイム競技中に事故があり大阪の中村大介さん(34歳)がお亡くなりになられました。身体の震えを感じながら胸がつまる思いで聞きました。ライフセーバー、医師の懸命なる蘇生処置にもかかわらずこのような結果になってしまい改めて我々のおこなっているスポーツは死と隣合せになっていると教えられました。競技中の死は人々に深い悲しみを与えます。悲しくて言葉になりません。 ご遺族の方に、お悔やみ申し上げますとともに、中村さんのご冥福を心からお祈り申し上げます。 黙とう・・・ 2連覇にかける思い。 昨年この大会は2006年に開かれる「のじぎく兵庫国体」にむけテストイベントとして淡路町と東浦町に跨る国営明石海峡公園・夢舞台を中心に第一回大会が開催されました。 初代チャンピオンになった私は招待選手として今年も参加するわけです。ナント11ヶ月ぶりのトライアスロンレースに参加です。レースナンバー1番!気持ちがいいものです! 4月からマネージメントなどで少し忙しく本来の練習があまりできていませんでした。戦えるのか不安でした。ランニングは9月に入り3回走っただけです。これ言い訳でも自慢でもありません。 練習が出来ない状況になった時はそれなりにベストを尽くすための方策を考えて実践する事が大切です。不安状態で結果を予測したりマイナス思考で生きていくのは良くない事ですから・・・やれることは何でもやる事です!身体が酷使できないなら頭の中で身体を鍛えろ!イメージトレーニングを欠かさずやりました。 競技者として参加する以上は、完全燃焼が大切です。レースでの手抜きはだめです!そうしないとすべてにおいて怠け癖がついて腐った人間になってしまいます。 今回、6歳の娘と3歳の息子そして私の競技人生をサポートし続けている妻それに友人でテイケイスクール生の井上さんが応援にきてくれました。(特に子供には何事にもあきらめない強い八尾彰一(おとうちゃん)を見せてやろうと心で決めていました。) 昨年の覇者おまけに招待選手ともなれば見ている人はやってくれると期待しますし、それなりのレース展開を楽しみにしています。よって、味のあるレースをおこなう義務がありますね。誰もがスポーツを見た時に一流選手の凄いプレーやパフォーマンスを期待しますからね。トライアスロンも同じです。ましてや企業プロであれば支援して頂いている会社のすべての人によくやったといってもらえる味のあるレース展開で結果を残す事が一番の仕事です。それに、物品提供を受けていたならばイメージもありますので商品の好印象を観客や同じレースに出ている選手に与え勝たなければなりません。応えられないのならただのアスリートオタクのままでしょう。阪神タイガースのようにがんばりまっせ! レースは初めから上手くいくものではありません。水泳で集団から離れていく自分を実感しました。21分以上かかりました。この状態でのセルフコントロールの基礎・基本を思い出しバイクにつなげることとなりました。出遅れた時の基礎・基本は焦らずあきらめずラン勝負に持ち込むこと、そしてフィニッシュまで粘る事です。あとはどうしたら自分にとって有利な展開に持ち込めるか、不利な展開を防ぐかをレース中に考えればいいわけです。これには、経験がものをいいます。日頃の練習で「心のふらつき」に打ち勝つ練習をどれだけしたかどうかです。身体がきつい時にあえて苦しい条件での練習をするなど・・・たくさんあります。 価値観も大切です。トライアスロンがすべてと思ってはいけません。トライアスロンは人生のためにおこなっている修行と思う事が大切!トライアスロンのための人生でなく人生のためのトライアスロンだ!と思って日頃の行動、言葉、考え方、態度を変え「心のふらつき」を無くしていく事が重要なんです。 バイクで遂に先頭にたつことができました。しかし、今年皆生で4位になったロングの実力者浪速のターミーネーターこと高山選手に再び抜かれました。二人でのガチンコレースは続きました。子供たちは「お父ちゃん!根性やー」と応援しているし私は、ガマン・我慢。後半動けるようになる事を念じ走っています。ランニング3`地点で高山選手との差約100メートル23秒差!今日は2番かそれとも後続の6人にやられるのか?葛藤が続きました。一年ぶりのこの感じ「勝負の世界はええな~」心・体が思い出してきました。崖っぷちに立たされた時の基礎・基本、引いたら負けや!勝つか負けるかわからんときは攻めまくる!負けてもやられても後悔しないために全力だ!一味違うレースをやらないと嘘になる! 「気合や!」渾身のロングスパートを懸けました。ペースを上げると体がしびれ、苦痛との戦いでした。敵は自分の心、強気で押し切る事のみ考えました!7キロを過ぎたところで遂に奇跡か100メートル離されていた差を逆転しました。ここまで来たら逃げ切り1番を狙うしかありません「俺は凄い!強い!優勝できる!いや必ず優勝する!根性がある」とポジティブシンキングで残り3キロ弱を全力で走りきりました。 優勝の確信ができたのはラスト50メートル!大会2連覇の達成です。よかった!面目たって! 何年振りでしょうテレビカメラを前にしての優勝インタビューは、ほんのひと時ですが勝利の美酒に酔いました。味のあるレースができたかどうかは見ていた人に任せます。 いずれにしろ、私が優勝できたことに自分自身が一番驚いております。次に指導している選手の一人小原工でした。あの練習でよく走れましたねと・・・ スポーツに限らず全力を出し切る状況下ではメンタルコントロールが非常に大切です。体力で劣っていても心で勝てる事が証明できたレースでもありました。大会関係者・役員・ボランティアの皆さん応援してくださった皆さんそして家族や支援して頂いている関係各位、テイケイグループの皆さんには「再びレースに復帰できたチャンスを与えていただき有難うございました。」と御礼が言いたいです。 また、忘れかけていた勝負師の基礎基本を思い出させてくれた高山選手には感謝です。来年はぜひ皆生で優勝してもらいたいです。 優勝 八尾彰一 (40歳) 2年連続優勝達成! 2位 高山好哲(35歳) 3位 泉 健児(29歳) テイケイ練習生 女子3位 高野紀子 テイケイスクール生 20位 柴崎翔吾(年代別2位) 53位 大西哲夫 71位 田所義史 78位 奥野 拓 女子10位 高沢圭子(年代別1位) 女子15位 森本奈々(年代別3位) |
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